kintoneアプリからVeleta Webアプリへのリンクを作成して活用する方法をこの記事では紹介します。
20.メタデータを同期する(Knowledge Catalog)
1. データソースの作成
Mashuに新しいデータソースを作成します。データソースのタイプ選択画面で、「Knowledge Catalog」を選択してください。

2. Knowledge Catalog への接続情報設定
データソース画面の「接続設定」タブで、 Knowledge Catalog への接続情報を設定します。
- Service Account Key (JSON): GCPのサービスアカウントキー(JSON形式)をアップロードします。このキーは安全に管理してください。
- Locations(複数指定可): メタデータを同期したいGCPのロケーション(例:
asia-northeast1)を指定します。指定したロケーションのみが同期対象となります。
※ ロケーションを指定しない場合は、全ロケーションが同期対象となります。

3. 接続設定の保存とシステム選択
Knowledge Catalog への接続情報を入力後、「保存」ボタンをクリックします。GCPへの接続に成功すると、GCPプロジェクトで利用可能なソースシステム(BigQuery, CloudSQLなど)の一覧が表示されます。一覧からメタデータを同期したいシステムを選択してください。
同期したいメタデータが含まれるシステムを選択してください。

4.データソース設定(メタデータ同期オプション)
「データソース設定」タブでは、メタデータの同期に関する3つのオプション(マッピング、マージ、同期対象)を設定できます。
4.1. マッピング設定
Knowledge Catalog のエントリー・カラムの「説明」を、Mashuのどの項目(エイリアス/説明)に対応させるかを設定します。
- エントリーの説明のマッピング先:
- エイリアス: エントリーの説明をMashuメタデータの「エイリアス」にマッピングします。
- 説明: エントリーの説明をMashuメタデータの「説明」にマッピングします。
- エイリアスと説明: 両方にマッピングします。
- カラムの説明のマッピング先:
- エイリアス: カラムの説明をMashuカラムの「エイリアス」にマッピングします。
- 説明: カラムの説明をMashuカラムの「説明」にマッピングします。
- エイリアスと説明: 両方にマッピングします。

4.2. メタデータマージ設定
2回目以降の同期時に、Knowledge Catalog の「エントリーの説明」と「カラムの説明」でMashu上の「エイリアス」と「説明」を上書きする際のルールを設定します。
- メタデータのエイリアスを上書きする: ONにすると、「エントリーの説明」でMashu メタデータのエイリアスを上書きします。
- メタデータの説明を上書きする: ONにすると、「エントリーの説明」でMashu メタデータの説明を上書きします。
- カラムのエイリアスを上書きする: ONにすると、「カラムの説明」でMashu カラムのエイリアスを上書きします。
- カラムの説明を上書きする: ONにすると、「カラムの説明」でMashuカラムの説明を上書きします。

4.3 同期対象設定
Knowledge Catalog から同期するエントリーの種類を選択します。チェックを外した種類のエントリーは同期されません。データソース画面の「データソース設定」タブで、同期するメタデータの種類を絞り込むための「タイプエイリアス」を指定します。

5. 必要な GCP 権限
手順2で使用するサービスアカウントには、Mashuが Knowledge Catalog からメタデータを読み取るためのIAM権限が必要です。GCPコンソールで、以下の権限をサービスアカウントに付与してください。
5.1 Knowledge Catalog に対する権限
- dataplex.aspectTypes.get
- dataplex.entries.get
- dataplex.entryGroups.get
- dataplex.entryTypes.get
- dataplex.projects.search
- dataplex.entryTypes.list
- dataplex.aspectTypes.list
5.2 別プロジェクトのリソースに対する権限付与
サービスアカウントが所属するプロジェクトとは異なるプロジェクトのリソースを同期対象とする場合、対象プロジェクト側で当該サービスアカウントに必要な権限を付与する必要があります。
Mashuでは、サービスアカウントに対して権限が付与されているリソースのみをメタデータ同期の対象とします。権限が付与されていれば、サービスアカウントが所属するプロジェクトとは異なるプロジェクトのリソースも同期対象とします。
5.3 ソースシステムに対する権限
Knowledge Catalog がメタデータを収集している元のサービス(ソースシステム)に対しても、メタデータを読み取る権限が必要です。以下に代表的なシステムに対して必要な権限を示します。
BigQuery
- bigquery.tables.get: テーブル・ビュー・マテリアライズドビューなどの同期に必要な権限
- bigquery.models.getMetadata: モデルの同期に必要な権限
- bigquery.routines.get: ルーチンの同期に必要な権限
- bigquery.datasets.get: データセットの同期に必要な権限
CloudSQL
- cloudsql.schemas.view
Cloud Pub/Sub
- pubsub.topics.get
VertexAI
- aiplatform.models.get
6. メタデータ同期の実行
最後に、「メタデータ」タブに移動し、「メタデータ同期」ボタンをクリックします。これにより、Knowledge Catalog からMashuへのメタデータ同期が開始されます。
